ボカロ漬けな壱村の独りごと。 とりあえずグダグダしてます(´∀`)誤字脱字はご愛嬌^^
- 2025.03.15 [PR]
- 2010.12.28 『夕日のバイオリニスト』 四方山話⑤
- 2010.12.27 『夕日のバイオリニスト』 四方山話④
- 2010.12.26 『夕日のバイオリニスト』 四方山話③
- 2010.12.25 『夕日のバイオリニスト』 四方山話②
- 2010.12.24 『夕日のバイオリニスト』 四方山話①
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
難産&あとがき パート2
最後に動画について。動画はメインがVideo Studio12で、サブでNiveを使いました。
今思えば全部Video Studioでできそうだったんですけどね。透過した素材のスライドなんかはNiveじゃないとできないのでちょこちょこ使ってました。
Niveも今回の動画で初挑戦だったんですが、最初使い方分からなくててんやわんやでしたねw今でも簡単なものしかできないので、もっと隠れた機能とか使ってみたいです^^
Video Studioメインでも、PSDはまともに使えないし透過画像も上手くスライドできないので、色々とやれることが限られてくるんですよ。もっといい動画ソフト買えばよかったとここで後悔。
盛り上がりのないスライドショーにはしたくなかったので、ラストに向けて徐々に動きをつけるようにしました。
まあそしたらラスト1分はほぼアニメだらけという、自分で自分の首を絞めることになってしまいましたwそのせいでラストだけで4ヶ月近くかかってるんですよw
アニメ部分は差分の量がえらいことになっていて編集するのも一苦労でしたよ。最高は10秒に絵100枚近く使ってますw
差分なんて一見全部同じに見えるので、1回間違えるとどの画像使うんだか分からなくなったこととかありましたw
最近すごい編集のボカロ動画が多いので、負けないようにと頑張ったんですが、やっぱりもう少しエフェクトとか欲しいなー(*´Д`)=зまあ手書きには手書きの良さがあるのを知っているので、比べることじゃないと思いますが。
あと残念スペックのパソコンで作業しているので動画の書き出しは毎回命がけですw幸いうpする時期が延びに延びたお陰で、室温も寒くなりなんとか書き出しに成功しましたよ(´∀`) 夏場は動画編集してるだけでも電源落ちるのでねー。常に冷却ファンとミニ扇風機の二台体制で頑張りましたw
そんなこんなで動画完成までにざっと1年半かかっておりますwここまで色々ありまして、色んな方に支えられ・応援されて無事に完成させることができたことを本当に嬉しく思っています。・゚・(ノ∀`)・゚・。
誰よりお礼とお詫びを言わなくちゃいけないのは、やはり一緒にコラボして下さったかずいさんとDanzigさん。
本当に長々と時間かかってしまって申し訳ありませんでしたm(_ _)m締め切りがないのをいいことに、寄り道ばっかで作業ものろのろだったんですが、宇宙のような広い心をお持ちのお二方のお陰で納得するまで動画を作ることができました。本当に有難うございました!
あとショートバージョンの「Full待ってます!」というコメントにもすごく元気付けられました(´∀`) 長々と2年近く待って下さった皆さんにも感謝しております。
今回は前の作品よりいいものを作るというのを目標にして頑張ってきました。
評価はともかくとして、自分の描きたいものや表現したいシーンを前よりもちゃんと作れたんじゃないかなと思います。次もまたそういう風に絵や動画を作っていけたらいいなと思っています。
長々とお付き合いありがとうございました!これにて四方山話終了です^^
難産&あとがき パート1
1つの動画にまさかこんなに時間かかるとは、作っている本人すら予想しておりませんでしたw
とりあえず全体の構成考えるのが一番大変でした。せっかく素敵な設定があるのだからそれを活かせるような動画にしたかったのでね。
結構きっちり設定考えていかないと作っていけない人なので、あやふやなままで作り始めて、あとから気に入らなくなって1コーラス分やり直しとかもありましたw
eozのときはフル作る前にラストまで構成を一気に考えたんですが、今回はある程度進んだらそこから次の構成を考えるという風に同時進行で考えていきました。
なかなか思いつかなかったというのもありますし、一気に考えて途中で構成変えたくなるような気がしたので、やり直しを避けるためでもありますね。しかしじっくり考えた分、いい構成ができたんじゃないかなーと思っています^^
動画ではバイオリニストの後悔と思い出とその先の未来を描くということで、回想シーンはかなり多めになっております。これも歌詞に合わせてどのシーンを入れようかと、結構悩みましたねー。曖昧な表現にしちゃったけどちゃんと伝わっているといいなー。
構成でどこが一番大変だったかというと、やっぱりラストのバイオリンソロですね。
歌がない分どう構成しようかずっと考えていました。まあ結局バイオリン頑張って弾いているシーンしか入れようがなかったんですがwあとリンの結婚式のシーンは随分前から入れようと思っていたところだったので、上手く入れることができてよかったですw
今回レンからリンへの主観の入れ替わりに結構こだわったんですが、どうですかねw一応ナチュラルに主観が入れ替わるよう意識して作りました。回想から繋ぐとか、鳥から繋ぐとか我ながら色々頑張った方だと思いますw
絵に関しては、本当にびっくりするほど遅筆なもので、1日1枚描ければいい方で、ヘタするとい1枚の絵に1週間かかるということもありました。描き終えた時はもう夢のようでしたよw
量も量だけに修正も本当に大変でしたねーなんてったって最初の絵なんか1年以上前の絵ですし(-д-;)今回も絵柄統一できずに終わってしまいましたよ…もっとサクサク作ることは不可能なのか…orz
塗り方は最初のレンの厚塗りを意識して描き始めてしまったので、髪の毛とか本当に面倒でしたよ。アニメにすること考えないであの塗り方にしたのでまたまた後悔。eozのときに学んだはずなのにな…もっと簡単な塗り方にすべきだと…。
あとなによりの曲者がバイオリンェ…。最初に描いた時点でもうギブアップだったのに、まさかコラボになって死ぬほどバイオリン描く破目になるとはwアニメのシーンとか本当に何度胃がキリキリしたことかw
バイオリンに関しては、かなり資料探しをしました。いやー本当にありがとうグーグル先生とYouTube。あとニコニコの弾いてみた動画なんかも参考にさせていただいています(・ω・)
手抜きといわれるかもしれませんが、バイオリンについては、ほぼコミスタの3Dモデルをトレスして描いています。自力で描けない訳じゃないんですが、手間を省いて少しでも時間短縮したかったので^^;
残念ながら持っていたのがペンタブの付属のコミスタだったので、バイオリンではなくチェロのモデルしかなかったんですけどねw形がだいたい同じならいけると無理やりバイオリンにして描いておりましたよwでも役立ったことには変わりないですし、ありがたや、ありがたやw
アニメやら漫画のバイオリンは結構うやむやに描かれていることが多いんですが、それが嫌だったので一応音階や音の配置なんかも考えて描くようにしてましたね。譜読み補助表と楽譜と睨めっこしながら頑張りましたw
特にバイオリンソロの部分ではちゃんと演奏しているように見えるようこだわって描きました。滑らかに演奏しているようにするのは相当大変でしたねーひたすら腕の差分描いていたような気がしますw
でもあくまで弾けない私が勘に頼って描いたものですから、正しい運指や運弓ではありませんのでご了承ください。あと差分描くのが面倒だったのでビブラートはなしになりましたw
弓の動きとかもイメトレしたせいで、弾いたことないのに弾けるような錯覚を起こしたりもしましたよw
バイオリン難しいけどちゃんと描いてあるとやっぱりかっこいいです。是非皆さん雰囲気で描かず、よく観察してみて下さい^^
⑤に続く…。
音源完成するも寄り道
ショート投稿後、かずいさんの頑張りと調整や歌詞等の試行錯誤のかいもあって2009年3月下旬ごろには曲が完成し、動画担当の私にバトンタッチという形になりました。
まーそれにしても物凄いものができたなというのが、完成音源聴いた感想でした。特にラストのバイオリンソロはかっこよすぎるw全体の展開もドラマチックだし、曲も歌詞もすごく丁寧に作り込まれていて、本当にいい作品に仕上がっていました。
正直、動画はショート版のイラストとあと数枚追加程度で終わらせる予定でしたが、完成版を聴いて動画の方向性を変えることにしました。
せっかくのいい曲を動画で台無しにしてはいけないと思い、Danzigさんの考えて下さった歌詞と設定やかずいさんの曲の構成を参考に、動画ではそれらを活かしてレンとリンのストーリーを描いたものにしようと決めました。まあそれまでもPVものはストーリーあってこそだと思っていましたからねw
そこからどういう動画にしようかという大まかな方向性を決めまして、とりあえず。
・最初に描いたレンの雰囲気は残したかったが、厚塗りは無駄に時間がかかるので却下。
・せっかくeozのPVでアニメやったんだし、動きのある動画にしよう。
という感じになり、それから世界観を固め、資料探しや人物設定・衣装設定など色々考えていきました。
しかしそのまま順調に動画作業に入ればよかったものの、ここで長々と寄り道に入りますw
たまたま1月にリンレンを購入し、たまたま曲作ったらできちゃったとか、他にも兄さんの誕生日コラボやらオリ曲のミックス・動画作成をしているうちに、あっという間に7月\(^o^)/
動画作業放置な上にお二方にはオリ曲の方にも歌詞を書いていただいたり、ミックスのアドバイスやお手伝いしていただいたりしまして、本当に感謝してもしきれないです(ノд`)
さらにそこからDIVAやりまくったり、他の絵描いたり、学校の課題に追われ、まともに動画の絵描き始めたのが8月下旬っていう…^^;そこからようやく真面目に動画を作っていくことになります…いやー完成まで本当に長かった…w
④に続く…。
曲がついた
絵に歌詞がついてからは特にコラボに発展することもなく、進展のないまま他の絵を描いたりPV作ったりしていたりました。その頃はまだ自分で曲を作ろうとも曲が作れるとも思っていなかったんでねw
そして絵の投稿から約1ヵ月後の2008年6月30日、ピアプロのトップページを見て、思わず「えっ!?」という驚きの声を上げてしまいました。
どこかで見覚えのあるタイトルが新着音楽の所にうpされているではないですか…!
『夕日のバイオリニスト』
( ゚д゚)<ポカーン …えぇ!!???な、何かの間違いでは…!?
説明文「Danzigさんの歌詞&壱村さんのイラストに曲をつけてレンさんに歌っていただきました。」
Σ(;゚Д゚)<うえぇ!?マジかよ!!本当に曲来ちゃった!!
最初同じタイトルの別物かとも思ったんですが、紛れもなく私の描いた『夕日のバイオリニスト』への曲でした。そしてこの曲を作ってくれたのが、今では色々お世話になっているかずい(ピアプロではかずいたちの夜)さんでした。
まさか本当に曲を作ってもらえるとは夢にも思っていなかったので、かなりびっくりしましたね。歌詞がついたときと同じように、一瞬にしてハイテンションになりましたよw
さらにびっくりしたのがその曲のクオリティ。なんだこのかっこいいオケは…!歌詞のイメージ通りだし、世界観や雰囲気もバッチリですごすぎる(*´∀`*)
この時ついに絵と歌詞と曲が揃った訳です。自分の描いた絵に、素敵な歌詞に素敵な曲がついて、それをレンが歌ってくれているとか、なんて至れり尽くせりw
しかしこれからすぐに3人で完成版に向けてコラボ活動という風にはならず。というか当時は動画の知識もあまりなく、あの絵はあれで完成と思っていたので、この曲に関してはあとはお二方にお任せという考えでいました。なのでコラボとなって一緒に作品を作りあげていくようになるのは、もう少しあとの話。
コラボの発足とショート版
私がerase or zeroのPV作りに夢中になっている頃、かずいさんとDanzigさんは、『夕日のバイオリニスト』フルバージョンの製作の真っ最中でした。
にゃっぽんの方などで進捗状況を教えていただいたり、作りかけ曲なんかも聞かせていただいたりとかしていたので、完全に放置していた訳ではないですw
そして曲や歌詞の完成が近づいた頃、動画を制作するに当たってもう少し絵を描いてくれないかというお話をいただきました。私自身も曲の完成が近づくとともに、もっと絵を描きたいと思っていたので、絵の追加分と動画の制作を引き受けることになりました^^これが2008年10月下旬のことです。
11月頃からは、3人で曲や動画のことについてメールやにゃっぽんでのやり取りが始まりました。それで翌年の2009年1月頃に「曲もある程度できてきたことだし、ここらで1回ショートバージョンを作ってみるのはどうか」ということになり、先にショートバージョンをうpすることになりました。
ショートの動画も担当することになって、絵の方は最初に描いたレンの絵をリメイクし、さらに1枚ヨーロッパ風の町並みの絵を描きました。
でもって編集は毎度お馴染みWindowsムービーメーカー。この時の動画の作成でムービーメーカーに限界を感じ、市販の動画ソフトの購入を考えるようにwまあ結局その後VideoStudioを買った訳ですが(´∀`)
そんな感じでショートバージョン無事完成!
③に続く…。
eozのPV完成から早2年…。やっとお披露目となった今回の動画ですが、実はeozのPVを作る前からこの曲の制作は始まっていました。
コラボの始まりから完成までを振り返ってみたので、興味のある方はよかったら読んで下さい^^
最初のイラストを描いたきっかけ
今回のコラボは元々私の描いた1枚の絵から始まったコラボです。そもそもなんであの絵を描いたかというと。
・丁度「悪ノ召使」の人気に火がついた頃でその影響もあってか、ヨーロッパ風の絵が描きたい&そんな感じの曲が増えてほしいなーと思ったから。レンにしたのは、レンはヨーロッパ風の設定が似合うという勝手な思い込みによりw
・ボカロにはまる前に、夢の中にヨーロッパ風の町並みの中で夕日の前でバイオリンを弾く人が出てきて、その構図の絵を描きたいなとずっと思っていたから。その頃夢日記描くのが好きだったので、ちゃんとイメージが残っていたんですよ。
上記二つの理由と、楽器弾いているとかっこよさが3割り増しになるという持論により勢いで描き始めました^^それから1週間ぐらいで無事完成。これが2008年5月21日のこと。
絵を描いた時点では物語とかそういうのは全然考えてなかったですね。なんとなく世界名作劇場の主人公みたいだなーとは思ってはいましたが。
とりあえずバイオリンさえ描ければ満足だったので^^;あと厚塗りで描いてしまったので、もうこの時点でレンの面影はゼロになっていましたw
歌詞がついた
そして完成後ピアプロに投稿。
すると同日中に「歌詞を書かせていただきました。」というメッセージが!その歌詞を書いて下さったのが、私のオリ曲でもよく歌詞を書いていただいているDanzigさんでした。
私の絵から歌詞を書いて下さっただと…!しかも絵を投稿した同じ日にとかすごすぎる!( ゜д゜)
といった感じに、絵から歌詞を書いてもらうなんて初めてのことだったので驚きと嬉しさのあまりテンションがおかしかったのを覚えていますw
歌詞がついたことで、ただの絵だったものに一気に物語と世界観が作りこまれました。
もうこの時点でこの曲の大まかな設定はほとんどできていましたね。歌詞だけではなく人物の設定なんかも考えて下さり、主人公の切ない設定に思わずグッと来ましたw
せっかく絵と歌詞が揃ったので、あわよくば誰か曲を作ってくれないかなーと思っていたことが約1ヵ月後に現実のものになりますw
②に続く…。